ネットで商品を買えるようになれば便利です。いつでもどこからでも購入可能なのは、消費者として大変助かります。そんなニーズに応え、ECサイトを運営することには、どんなメリットや留意点があるでしょうか。
ネット販売のメリット
利便性が向上することで、きっと新規のお客様が増えるわね
直接お客さんと取引できて効率的だね!
メリットは、第一に新規顧客の獲得があげられます。
また、顧客と直接取引することになるので、メーカーや小売店に卸す場合と比べると、運転資金を効率的に運用することが可能です。運転資金は、企業がビジネスを行っていく上で用意しておくべき現金・預金のことです。
ただし、在庫やクレジットカード払いの引き落とし日などを考慮して、仕入れの支払い時に現金がない! などということのないようにします。
ECサイト開設でコストを抑えるためには
コストに関しては、人件費の低減が見込めそうです。受注システムの自動化や、場合によっては外注するなどして必要人員を削減し、再配置を行います。
新たに配送体制を構築することで、配送費を抑制することも大切です。
ネット販売を軌道に乗せるための留意点
顧客にとっての利便性を高め、数あるサイトの中から自社サイトを選び、購買してもらうにはどうしたらよいでしょう。
他の店より安くていいものをそろえる!
売り切れが多くてがっかり、ってことにならないといいけど
安くていいものを品揃える。つまり販売価格の適正化と商品の高付加価値化は、新規顧客を引き留め、売上拡大するために重要です。
売り切れが発生すると、その分の売上は上がりません。こういった機会損失を防止するためには、在庫水準の最適化が必要になります。
個人情報管理などのセキュリティ
セキュリティ面では、社内の個人情報管理体制の徹底や、システムのセキュリティ強化、外部企業に委託する場合は秘密保持契約の締結など、顧客の個人情報や営業秘密などを外部に漏らさない体制づくりが求められます。
サブスクリプションサービスの場合
サブスクリプションサービスの場合には、顧客に長く利用してもらうための工夫が欠かせません。適正価格を提示することはもちろん、長期利用でお得になる価格設定などのインセンティブ付与を行います。
また、需要が変化してもサービス品質を保持できるだけのリソース(人員や配送体制など)を確保することも必要になります。
まとめ
ネット販売の需要は高まり、競争は激化しています。ネット販売で得られるメリットを最大化するためには、運営コストを抑制して、在庫面やセキュリティ面に配慮することが必要になります。
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