中小企業診断士の資格試験に、通信のスタディングだけで完全合格できるのか? そんな話を何度か耳にしたので、スタディングで勉強、合格したものとして記事にしておこうと思います。
結論としては、「完結します」。知識としては必要十分なものがスキマ時間に得られる。これがスタディングの最大のメリット。
ただし、(この但し書きがみなさん一番知りたい部分と思いますが)馴染みのない科目がある場合など、2次に向けてのプラスアルファは必要かと思います。以下、3点に絞ってお話しします。
苦手な科目、馴染みのない科目は入門しておく
苦手な科目は、「漫画でわかる〜」的な簡易なもので良いので、一通りイメージをつかんでおく。財務会計は3級程度でも良いので基本を知っておく。
科目の全体像が見えていると、多少ひねった問題が出ても応用が効くのと、2次の勉強にもつながります。
中小企業経営・政策については暗記を徹底
暗記3兄弟とも言われる「経営法務」、「経営情報システム」、「中小企業経営・政策」。この中でも「中小企業経営・政策」は、知識と紐づけて覚えるのが難しい上に、数字も毎年変わります。
時間があれば、白書を購入して(俯瞰できる紙ベースがおすすめ)読み込むのもいいですが、語呂合わせやアプリを活用して根気よく覚えましょう。
集中して暗記しておきさえすれば得点源に、しておかないと足切り科目になり得る極端な科目です。
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2次試験には「2次脳」を作っておく
2次については、人によっては1次知識と2次のスタディングのメソッドに乖離があるので、そこを埋める知識・ノウハウを「できるだけ早い段階で!」埋めておくこと。
スタディングで「いい点」を取る勉強に偏っていると、1次が終わってからでは対策が間に合いません。私は勉強を始めたのが冬だったので、1次試験が終わるまで2次には全く触れませんでした。結果、1次試験は1回、2次試験は2回受けて合格しています。
2次といわず、その先の実務のイメージを持ちながら1次の勉強を進めましょう。それができていれば、1次試験後は事例Ⅳ(財務・会計)の演習に時間を費やすことになると思います。
以上の3点をクリアしていくことで、確実に合格に近づけると思います。
育児しながら、お仕事しながらの勉強で通学が難しい方には、スタディングは強い味方となります。どうか上手に活用して最短合格をつかんでくださいね。応援しています。
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